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ANA機体メンテナンスセンター
Feb. 27, 2008

Good Luck
ANA, Inspection Institution of Airplane

You have Control, I have

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References

in Japanese / Below


Mar. 20, 2008 updated by K.Takesue

 

参照記事

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http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/index.html
ANA機体メンテナンスセンター

「ANA機体メンテナンスセンター」
http://www2.ucatv.ne.jp/~nagaih1.sea/ANA/ANA-1.html
「危険予測6項目」
・立っている物は 倒れる
・吊っているものは 落下する
・高いところにあるものは 落ちる
・丸いものは 転がる
・動いているものには 挟まれる
・回転しているもののは 巻き込まれる
http://www.asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/061215ANA.htm


●コラム●
=====
全日空(ANA)機体メンテナンスセンターに行ってきました。
2月27日有り余る年休を消化すべく、お休みを取って羽田にある上記センター
を見学に行ってきました。もちろん、このような企画はお手の物のT氏の発案に
よるもの。いつも誘ってくれてありがとうございます。これからも是非よろしく。

羽田空港(正式には東京国際空港といいます。以下はWikipediaから抜粋)
1931年(昭和6年)8月25日開港。東京を代表する日本最大級の空港で、国内線主
体にも関わらず利用者数は世界でも有数の規模をもつ。
年間の航空機発着回数は約28万5000回、航空旅客数は約6581万人(一日あたり18
万人)でそれぞれ国内最大(2位はいずれも成田国際空港)。航空貨物取扱量は
約83万7000トンで国内第3位(一日あたり約2294トン)。

なお、成田は「新」東京国際空港と銘打っております。間違わないでね。

当日見学は午後3時からということもあり、T氏との待ち合わせは午後2時に新
整備場駅前としていました。(結構大雑把)そのため、午前中はちょっと秋葉原
でお買い物。といっても、結構色々と回るところも多く、昼飯もそこそこに1時
頃秋葉原から電車に飛び乗り、羽田を目指します。(時間がかかると思っていた)
ここで、T氏にメール。
『ただいま、秋葉原を出ます』
返事が
『こちらは川崎です』
はぁ?目白かお茶の水にいるんではなかったのかな~と、思いつつ、乗った京浜
東北線は平日昼間の快速モードで、秋葉原→東京→浜松町と途中東京にしか停ま
らず、一気に乗り換えの浜松町駅に着いてしまいます。あらら、こんなに早かっ
たのねと驚きつつ、東京モノレールの階段を一気に上ると(普段会社では7階ま
で毎日登っているので、2~3階は平気ってちょっと自慢)、ちょうど次のモ
ノレールが停まっており、2分後に発車。さらにこれは各駅停車ということもあ
り、羽田に向かうお客様は次の快速に乗るために、このモノレールには乗らない
人も多く(途中で抜かれる)楽々と座っていけたのでした。(快速は目的の新整
備場駅には停まらないし)

で、羽田空港の手前の新整備場駅に着いたのが1時30分ちょっとすぎ。いくら
なんでも早すぎるので、地上まで上がり、T氏にメール。
『ただいま、新整備場到着。地上で待ちます』
すると折り返し電話が返ってきて、
「未だ川崎。今から向かいます」
だと。新整備場駅地上出口付近は(駅前?売店もなく、出入り口だけなんだけど)
JALのビルがちょうど南側にあって、全くの日陰。まぁ、すぐ横を飛行機が通
るからそれを見ていれば良いかと、ゆっくり待ちモードに入ります。しかし、こ
の場所は飛行機を撮るカメコ(というのか、撮り飛=撮り鉄の飛行機版=とでも
いうのか)が押し寄せるのを防ぐためか、ずいぶんと頑丈な金網(鉄柵?)が空
港側に張り巡らされており、(それも2重)満足な写真を撮ることは不可能です。
(なので、誰も駅前には居ないのか)とはいえ、少しはサービスのつもりか、
完全な壁ではないため、間近に飛行機が通っていくのを見ることは出来るのです。

で、ボーッと飛行機を見ていたら、見ず知らずの人から声をかけられます。
「ここらへんで、写真撮れるとこ有りませんかねぇ」
「え、えぇっ、私、ここ初めてなんで、わかりませんが、なさそうですねぇ。」
どうやら、でかいいつものカメラをぶら下げた私を見て、航空写真マニアと思わ
れたらしく、同じ趣味の方らしい。でも、あちらさん、女性と一緒。
「え、あれ、どちらへ?」
「いや、会社なんですけど、人と待ち合わせてまして」
なるほど、ちゃんと背広着てるし、仕事モードだわ。こちとらいかにもな帽子を
かぶり、ダウンジャケットにジーパンで、大きなバックパックも背負っている、
完全なヲタクモード。

で、しばし、航空写真談義。あちらさん、今度は沖縄のF22を狙ってるらしい。
いいなぁ。と、話していたら、あちらさんの待ち人来りてお別れ。あれ、女性は
駅の方に消えていくのね。ま、いっか。

さらに待つこと数十分。ようやくT氏到着。早速機体メンテナンスセンターを目
指します。出口から30mほど行ったところを右折。広い道路を500mほど直進
すると、目的のメンテナンスセンターに到着します。

入り口で予約したT氏が手続きをしている間は、こちら玄関先で待ち状態。ほど
なく手続きを終えたT氏がワッペンを持ってきて、見えるところに貼っておくよ
うにとのこと。ワッペンは不織布製の丸角矩形で上に「Welcome to ANA」と青の
イタリックで書かれており、その下の青い矩形の中に白くかわいいジャンボ機が
白く形抜きされ、そこに「機体メンテナンスセンター機体工場見学」「2008.
FEB/15:00」と、見学時間が描かれています。青い矩形の下には見学者PASSと
ANAのロゴが小さく書かれています。
早速ワッペンを左腕のゴアテックスマークの上辺りに貼付け、エントランスを入
ります。すると、そこがホールになっていますが、ゆっくり見ている暇もなく綺
麗なお姉さん(キャビンアテンダント=以降CA=の格好をしており、制服好き
には堪えられないかも。いえ、私は制服萌えでは有りませんが)が受付した書
類を受け取ると、我々をエレベータで3階の説明室に誘導してくれます。

説明室には既に20名くらいの人が来ており、平日というのに、なんでこんなに
と、思いつつ適当に前のほうに座ろうとしたら、
「申し訳有りません。そちらはこれからいらっしゃる団体様の場所となっており
ますので、こちらの方に御座りください。」と、またまた優しく誘導されてしま
いました。

机の上にはパンフレットが置かれており、センターのやっていることや、最新の
機体(未だ完成時期が不透明なB社787です)をはじめとする、現在扱ってい
る機体、これまで扱ってきた機体の説明、が載っています。(見開き8ページ)
この中には結構詳しいB777-200の構造図も載っていますが、これはとて
も小学生向けでは有りません。(例えば解説の中には 49.操縦室内音声記録装置
C.V.R. Cockpit Voice Recorder などと、正式な英語名称も載っています)なお、
ANAで扱っている機体はそれぞれ
B747-400は「ダッシュ400」
B777はスリーセブン、
B767-300はB6
などと呼ばれているようです。

時間が来て、CAのお姉さんが解説(というより簡単なクイズ形式の問答みたい
な)を始めます。この時点で、団体さんが50名近く来たため、かなりの人数に
なってしまいました。(団体さんは若い人たちばかりだったので、もしかすると
今年の4月に入社予定の人の事前研修かな?)出される問題はとても簡単なので
(小学生でも答えられるレベルなので大人はちょっと答えられない。というか、
答えるのが恥ずかしい例えばボーイング社は何処の国の会社?とか)ので、手
を挙げて回答する人は少なく、言ったもの勝ちです。下敷きがもらえます。(も
ちろん我々は大人なので、回答を我慢しましたって、いまごろ、もらっておけ
ば良かったと後悔)

中で3択問題が2回有りました。
一般的に飛行機の製造期間はどれくらいでしょう。(設計は終わっているとして)
1.3ヶ月
2.5ヶ月
3.7ヶ月

うーむ、悩んだ我々は1.で、手を挙げたのですが、正解は2.で、残念。
続く問題は、飛行機の離陸するときの角度は何度でしょう。
1. 3度
2.13度
3.23度
これも難問。で、出した答えは3.しかし、正解は2.またも残念。
簡単な問題から難しい問題まで、結構楽しめました。

解説中に短いビデオ2本(1本は飛行機の製造工程5ヶ月を5分にまとめたもの
で、かなり面白い映像です。でも、飛行機の部品はほとんどモジュール化されて
おり、本当に大型のプラモデル組み立てですなぁ。もう1本はメンテナンスセン
ターの一日という、ちょっと眠くなる話)を見て、扇風機を使った飛行機の飛ぶ
原理の実験や、救命胴衣のつけ方等を教わり(実際に膨らませたのは初めてで、
バンという音とともに一瞬で膨れたため、モデルとなった女の子=結構かわいい
子でしたが=も吃驚してました)トイレタイムの後、いよいよ見学です。

見学は人数が多いため数班に分かれて行います。我々は第2班に組み入れられ青
いヘルメットをかぶり、出撃です。かわいいCA(の格好をした)のお姉さんに
先導され工場に入ります。というか、ドアを開ければそこに広がるのが工場なの
ですが、
「広っ!」
さすがに、ジャンボ5機の保守を行えるだけの広さは半端じゃ有りません。
テニスコート30面が余裕で取れるくらいの広さ(ちょっとはテニスネタ)と、
思いました。格納庫の扉は18枚。奥行き約100m、高さ約42m、幅約220
m。格納庫の屋根1万2000トンを5本の柱だけで支えているそうです。

で、我々3階にいたんですね。思い出しました。しかし、飛行機の尾翼が目の前
に有ります。左側に777、右側に767の尾翼が有り、それぞれメンテ中です。

左の777はスターアライアンス塗装の非常に珍しい機体とのこと。黒い尾翼に
5つの五角形が書かれているのが特徴です。右の767は尾翼に作業者が手書き
でペイントしてました。大きなプラモデルですねぇ。

2階に下り、より詳しく(というか客室の近くになるので、よく見えるのですけ
ど)作業内容を見ることが出来ます。見学者がいても全然気にせず作業は続いて
います。(そりゃそうだ)

1階に下りると本当に飛行機がすぐ目の前、というか、手を伸ばせば触ることが
出来ます。(実際は当然触ってはいけません)で、目の前の767は図体も本当
にでかいし、エンジンも結構な大きさが有ります。滑走路から赤い誘導線が引か
れており、ここに沿って機体が運ばれて来るので、この線をまたいで立つとちょ
うど真正面に機体を捉えることが出来るそうです。なので、ここが絶好の撮影ポ
イントと説明していました。が、どうあがいても完全に逆光状態なので、ここで
うまく写真を撮るのは至難の業でしょう。いいのか、その説明でと、突っ込み
を入れたくなりましたが、お姉さんの可愛さに免じて許してあげました。(おぢ
さん、何でも許しちゃう)

本日は整備中の767、777以外にもうすぐ売りに出されるA320(尾翼の
ANAマークが消されてました。東南アジア向けのようです。日本で使っていた
機体はメンテが良いので評判が良いそうです。じゃ、東南アジアでのメンテは
ちょっと心配です)や、整備済み(?)の767と4機が入っておりました。

そうこうしていると、表の扉が静かに開きだしました。ちょうど整備する737
(エアーニッポンのスーパードルフィン。なんとANK表記)が入って来るよう
で、左手の方から曳航されてきました。その間、空港に降りる飛行機を何機も見
ることが出来ました。
ANA 747-400
ANA 767沢山(って、それだけかい!)
しかし、不思議なことに他社の飛行機は来ませんでした。(そういう時間帯?)
珍しいところとしては海上保安庁のGulfstream V(JA501A)も飛んできました。
しかし、1分おきというかそれ以上(以内?)に飛行機が降りて来るのを見ると、
本当に世界有数の離着陸回数を誇る空港だと実感しました。

その後、777のエンジンの大きさに驚き(767の胴体ほどの大きさらしい)
きっちり並べられた工具箱(部品管理をしっかりしていると言いたいらしい)を
見て、時間となり、そのままお開きとなりました。

出口はちょうど来たときの待合所で、そこにはDC-3のコクピットを切り出した
もの(本物?)やそのエンジン、トライスターのコクピット(これも本物っぽい
です。実際に座っていろいろ触ることが出来ます。かなりガタが来てましたが、
いかにもな作りでマニアは満足)、かなり大きめのモデルプレーン、ジェットエ
ンジンの模型、売店があります。売店ではそんなに変わったもの売ってませんで
した。まぁ、今回は良いかなと。(今更紙飛行機もなぁ)

結局1時間半はあっという間に過ぎ(件のビデオは少し眠かったが)帰途につ
きました。なかなか楽しい工場見学では有りました。パンフレットの他にビニー
ルフォルダももらえますので、ANAファンならずとも、一度は行ってみる価値
がありそうです。

そうそう、この工場では、木村拓哉主演、月9のドラマ「グッド・ラック」の撮
影を行ったそうです。木村君が広いジャンボの翼の上で大の字になっていたのが
印象的でした。(いくらパイロットでもそりゃないだろう)しかし、だからと
いって、CAのお姉さんがここかしこでゲンコツを挙げて「グッド・ラック」と
言うのにはちょっと笑えました。